イベント

幾何学コロキウム:ADE箙のCalabi-Yau代数に対する安定性条件の空間の構造と周期積分(池田曉志 氏,東京大学 Kavli IPMU)

2018年525日 開催

開催日時

2018年5月25日 16時30分 ~ 18時00分

場所

理学部3号館3-205室

講演者

池田 曉志 (東京大学 Kavli IPMU)

アブストラクト:
この話では、まずはBridgeland安定性条件の特殊な拡張であるX-安定性条件(これはある種のq-変形と思えるものです)について簡単に説明し、その後はX-安定性条件の空間の具体的な例として、ADE型のquiverから構成されるCalabi-Yau代数の導来圏上のX-安定性条件の空間の構造について説明します。

特に、X-安定性条件の空間の具体的な記述をADE型のルート系やそれに付随した可積分な接続(Coxeter KZ接続)を用いて与え、X-安定性条件に対する中心電荷と呼ばれる量がADE型特異点に対する斎藤恭司氏の原始形式の周期積分を用いて解釈出来ることなどについて説明しようと思います。

時間があれば、この可積分接続のモノドロミーを導来圏の自己圏同値を用いて構成できることについても説明したいと思います。
この話はQiu Yu氏との共同研究に基づきます。