修士課程紹介

入試について

募集要項

募集要項については、大学院理学院募集要項(北海道大学理学院サイト)をご確認ください。
数学専攻からのお知らせは、イベントページにて随時更新しますので、こちらも併せてご確認ください。

入試の特徴(修士)

数学レポートと口頭試問による合否判定

本専攻の大学院入試では筆記試験は行わず,数学レポートの提出と口頭試問で合否判定を行っています。これは,理学部数学科などの数学の専門教育を受けた人だけでなく,他学部・他学科の教育を受けた(数学を学びたい)人にも広く門戸を開いているからです。筆記試験がないことは必ずしも入学が簡単ということではありません。提出レポートの内容およびそれに対応した口頭試問を行うことで,受験生が二年後に修士論文作成を可能な能力を持つかどうかを判断しています。

修了要件・講義・特徴など

修士取得までの講義内容,修了要件について

修士課程修了要件について(平成28年度以降入学者)

必修科目10単位,第1選択科目群および第2選択科目群から20単位以上を含み,合計30単位以上を修得すること。
第2選択科目群の単位には,大学院共通授業科目および他専攻・他研究科の科目等を含むことができる。

本専攻の授業科目には,数学研究(修士論文),セミナー科目(数学基礎研究 I,II,III,IV),探究科目,講義科目などがあります。 数学研究(10単位)は必修です。修士課程修了のためには,ほかに20単位修得する必要があります。

修士学生の出身校

本専攻には,北海道大学理学部数学科を卒業した学生が内部から進学するだけでなく,道内・道外からも多くの学生が進学しています。グラフは過去5年間の修士学生の出身校別の割合を示したものです。(令和6年4月現在)

およそ4割が北大数学科以外からの進学者で、出身大学も以下のように多様なものです。皆同じ修士学生として仲良く勉強をすすめているようです。

出身大学例:
愛媛大学,帯広畜産大学,金沢大学,慶応義塾大学,城西大学,信州大学,筑波大学,東京大学,徳島大学,富山大学,日本大学,はこだて未来大学,弘前大学,北海道教育大学,明治大学,立命館大学,早稲田大学,山東大学(中国),上海師範大学(中国),重慶大学(中国),東華大学(中国),北京科技大学(中国),Georgia Institute of Technology(アメリカ),パリ大学(フランス),ピサ大学(イタリア)

就職・進路

修士課程の就職・進学状況については「修士課程修了後の進路 」「 OB・OGに聞く」をご覧ください。