数学みえる化プロジェクト
ちょっと学んでみると、数学は紙の上や頭の中の出来事のような気がするかもしれません。それと同時に、人類が社会のために作り上げてきたすべてのものは、根源的な部分で(あるいは非常に洗練された部分で)、数学的な知見を基礎としていることをみなさんもご存じのことと思います。このプロジェクトは、もう少し身近で手仕事的な感覚を通して数学的現象を体感したい、そしてその喜びを共有したいという参加者による勉強会です。
本グループは、本教室の学生、教員および北海道算数数学教育会高等学校部会研究部数学教育実践研究会所属の教員などにより構成されています(代表:正宗淳,東北大学)。2018年以来毎月1度程度の勉強会を行ってきました。今まで、中心極限定理とゴルトン・ボードなどのテーマを取り上げています。本プロジェクトへの参加希望、応援希望などがありましたら、下記までご連絡ください。
私たちの思いを多くの市民のみなさんにみえる形にして、下記の特別展示と関連イベントを行います:
感じる数学 Tangible Math ~ガリレイからポアンカレまで~
会場:北海道大学総合博物館1階企画展示室
会期:2022年7月30日(土)~ 9月25日(日)
主催:北海道大学総合博物館,数学みえる化プロジェクト
協力:北海道大学大学院理学研究院数学部門、北海道算数数学教育会高等学校部会研究部数学教育実践研究会、㈱エーアイテック、㈱くいんと ほか
数学みえる化プロジェクト連絡先:古畑仁(furuhata(at)math.sci.hokudai.ac.jp)