イベント

Geometry Colloquium: ラックカンドル2次有界コホモロジー無限次元性について (青木 雅允)

2026年19日 開催

Time: 16:30-17:30

Place:Faculty of Science Building  #3, Room 204

Speaker:青木 雅允(北海道大学)

Title:ラックとカンドルの2次有界コホモロジーの無限次元性について

Abstract:ラックとカンドルは結び目理論に由来する代数系で、群などと同様にコホモロジーを考えることができる。2024年にKędraによってラックとカンドルの有界コホモロジーが導入された。群の有界コホモロジーでは、いくつかの群で2次有界コホモロジーが無限次元になるという結果が知られている。そのうちのひとつである群の自由積での無限次元性の類似として、ラックやカンドルの自由積でも2次有界コホモロジーが無限次元になるという結果について紹介する。