2019ハルトプライズ:アクセラレータープログラム参加レポート

ISP/理学部生物科学科(生物学)2年 ランジャニ・ラジャゴパルさん

学生のノーベル賞ともいわれる「ハルトプライズ」に、2019年の北大代表として東京で行われた地域予選に出場した「AQUAMOU(アクアモウ)」。AQUAMOUは東京予選で優勝し、イギリスで行われるアクセラレータープログラム(2019.7.27~8.31)に参加しました。AQUAMOUの一員であるISP/理学部2年生のランジャニ・ラジャゴパルさんが、アクセラレータープログラム参加レポートをお届けします。

チームAQUAMOU:(左から)ランジャニ・ラジャゴパルさん、イフェアニー・チュクさん(水産科学院修士2年)、錦織秀伸さん(水産科学院修士2年)、ケルビン・イコグバさん(工学院修士1年)

ハルトプライズのアクセラレータープログラム(英国)に参加して

今年(2019年)のハルトプライズ アクセラレータープログラム(強化合宿)は、英国バーカムステッド(ロンドンから北西へ約40km)にあるアッシュリッジハウスという邸宅で行われました。そこで5週間に渡り、ビジネスの基礎をがっちり学ぶのです。まるでミニMBAじゃないかとも思えるプログラムで、これにより私たちのビジネスプランも「ちょっとした斬新なアイデア」から「すぐに投資してもらえるレベル」へと進化しました。

毎日、ビジネスの専門家たちと意見を交わすことができる授業があり、ファイナンス、交渉戦略、マーケティング、セールス、バリデーション(妥当性の判断)、法的観点など、ビジネスのさまざまな側面をその道のプロから教わりました。自分たちのビジネスモデルを最高のものにするため、先生や一緒に学んでいる同輩たちからフィードバックを受け、学んだことをどんどん実装していきました。

それはもう、これ以上ないというくらい最高の夏になりました。出会った人みなから刺激を受け、彼らの話を聞いたり、私たちの話を共有したり、ほんとうに貴重な体験をしたと思います。見ず知らずの者同士だったのが、最後にはハルトプライズファミリーの一員になっていました。心から、学生のみなさんにハルトプライズへの挑戦をお勧めします。もしかすると、あなたのアイデアが優勝して一大事業になるかもしれませんよ!

今後のハルトプライズ挑戦者へのメッセージ

自信をもって、自分のアイデアを信じ、そして自分の仲間を信じてください。一緒にやっていけるチームを見つけて、世界を変える準備をしてください。成功しなかったとしても、あきらめないで。「意志あるところに、道は開ける」です。未来はあなたの手の中にあって、世界はあなたのアイデアを待っています!

ランジャニ・ラジャゴパル

 

※本文章はランジャニさんによる英語のレポートを日本語に翻訳しました。時期等、若干の追加修正を行っています。なお、英語版の原文はこちらをご覧ください。

※肩書、所属、学年は発表当時のものです。

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