4月17日・18日にオーストラリア:メルボルン*で行われる2020年のハルトプライズ地域予選に理学部の学生が北大代表チームのひとつとして出場します。
石川結女さん(高分子機能学:2年)と平田 憲さん(地球惑星科学科:2年)は学部2年生4人で構成したチーム「Sophos(ソフォス)」でフードロスをなくすビジネスプランを構築、企業など専門家の元へ行って意見交換をしたりと、より良いビジネスとなるよう努力しています。
(*新型コロナウイルスの影響により、オンライン開催に変更になりました。)
Sophosとは
チーム名の「Sophos」は2年生を意味する英語の「Sophomore」、賢者を意味するギリシャ語「σοφός(ソフォス)」を合わせた造語です。学部2年生4人で知恵を出し合ってやっていこうという思いが込められています。メンバーは元からお互い顔見知りで、気心が知れた間柄です。
また、平田さんは前年のハルトプライズにも参加しましたが、専門を持つ大学院生と自由に発言する学部生、そして留学生の組み合わせで、意思の疎通やチームとしての一体感が思うようにいかなかった経験があります。そこで、今回は学部生の仲間だけでやってみようと思い、実際に今回の北大予選では唯一の学部生チームでした。
「地球にいいことをしよう」という今年度の大きなテーマの下で、自分たちはまだ専門が定まりきっていないからこそ、とっつきやすい食べ物でやってみるのがいいのではないかと思い、Sophosはスタートしました。アイディア出しを経て「フードロスをなくそう」とテーマを定めてみたものの、フードロスについて調べれば調べるほど、色々な事がやりつくされていて、自分たちでは何もできないのではと思ったり、フードロスもたくさんの種類がある中で、どのロスについて扱えばいいのかと途方に暮れてしまったこともあったそうです。最終的にいかに自分たちが関われるか、できるかを考えた時に家庭からのフードロスをなくすのがいいのではというところに落ち着き、スマートフォンを使ったフードロスを減らすアプリの開発を始めました。
メルボルンでの地域予選に向けて
石川さん:「もったいない」を減らします!
平田さん:全員学部2年生でリソースは限られていますが、このままの勢いで進んで、いい成績をおさめたいです!
と意気込みを語ってくれました。地域予選に挑む理学部生とチームの応援をお願いします。
Sophosのwebサイトはこちら
※肩書、所属、学年は2020年発表当時のものです。