理学のマーク

理学部シンボルマーク

理学のブランドイメージを高めるための広報活動の一環として,平成31年2月に理学部シンボルマークと各学科のアイコンを用意しました。名前は「六華(りっか)」です。理学部エリア(大野池前)に設置されている,中谷 宇吉郎先生の「人工雪誕生の地の碑」をモチーフに使い,理学部5学科6専修の共同体「知の結晶」を示しました。

本学理学部は1930年の創設以来,一貫して自然科学や数理科学といった理系分野に興味のある若者の「知的好奇心」を,大きく伸ばすための教育に力を注いできました。この「知的好奇心」は,数理や自然界の神秘や不思議の「理(ことわり)」を見出し,新たな「知」を創造する原動力です。

六片の「雪」は,本学理学部の数学,物理,化学,生物(生物学),生物(高分子機能),地球惑星の各学科に対応しており,これら六片の学科のさまざまな研究が結集して,「彩」り豊かに新たな「知」の世界を広げることを意味しています。 理学は我々人類の歴史が示すように,さまざまな難問を解決する糸口を見つけ,公共の福祉,文明の進歩につなげてきました。

今後も理学部は,時代の変化に柔軟に対応しながらも「知的好奇心」から真理の探究の心を忘れず,教育・研究・社会貢献を推進することが使命であると期待されており,そのご期待に応えていく所存です。

同様に大学院理学研究院,大学院理学院,理学部同窓会のシンボルマークも統一しました。

理学コミュニケーションマーク

平成31年2月に理学の特色を積極的に発信するために「コミュニケーションマーク」を用意しました。サイエンス(Science)の「Sci」と漢字の「彩」を組み合わせたものです。彩は「いろどり」「つや」「輝き」など美しい様を表現する漢字です。「異彩を放つ」という慣用句にも使われています。

また,「彩りを添える」という言葉から転じて「変化を与えて,面白みが増す」や「主体的で,明るく前向き」な様子を想起させてくれます。また,上記で示したシンボルマークと同様に,中谷 宇吉郎先生が世界で初めて人工的に作り出した「雪」を取り入れたデザインとなっております。広報誌など各種広報活動で使用していきます。

石森 浩一郎(第32代 北海道大学理学部長)
デザイン:大津 珠子

理学ロゴマーク/コミュニケーションマークのガイドラインはこちらからダウンロードしてください。

理学部近くにある「人工雪誕生の地」の碑