物性物理学の最先端研究 ~巨大加速器を用いて

物理学科

物理学の最先端分野では,研究を進める上で,大規模で特殊な研究施設(加速器や原子力施設,巨大望遠鏡,ロケットや人工衛星など)を利用することが不可欠です。北海道大学大学院理学院物性物理学専攻では,北大キャンパスを飛び出して,国内外の様々な共同利用機関で頻繁に実験を行っています。写真は,茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)にあるフォトンファクトリー(「光の工場」の意)という世界的な放射光施設です。

25億電子ボルトのエネルギーで加速された超高輝度の光を使って,物質の内部で原子がどのように並んでいるか,電子がどのように運動しているのかをミクロな視点から調べることができます。物理学科4年生の村田 怜也さん(Jマテリアル強相関物性研究室に所属)も,大学院生の先輩達と共に実験に参加し,初めての加速器実験を経験しました。実験では,実際にコンピュータを使って装置を制御したり,試料の設置などを行いました。

村田さんは「まず実験装置の大きさにとても驚きました。最先端の物理の発見がこの場所から生まれていると考えるとワクワクする一方,そのような研究の一員になり,一緒に研究ができることに感動しました。」と話しています。

 

※肩書,所属,学年は発表当時のものです

理学部広報誌「Sci」第3号(2018年7月発行)掲載。>理学部 広報・刊行物

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