【ポイント】
- NASAの小惑星探査機「オサイリスレックス」が持ち帰った小惑星「ベヌー」サンプルを詳細分析。
- 「ベヌー」は多様な起源を持つ原材料物質から形成された。
- 小惑星「リュウグウ」と同じく、「ベヌー」は太陽系の遠方領域で形成された可能性を示唆。
【概要】
北海道大学大学院理学研究院の川﨑教行准教授、馬上謙一助教及び圦本尚義教授、同大学総合イノベーション創発機構の坂本直哉准教授を含む国際共同研究グループは、米国航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機「オサイリスレックスOSIRIS-REx」が小惑星「ベヌー」から採取したサンプルの詳細分析を行い、「ベヌー」が非常に多様な起源を持つ原材料物質から形成されたことを明らかにしました。

論文名:The variety and origin of materials accreted by Bennu’s parent asteroid(ベヌーの母天体に集積した物質の多様性と起源)
DOI:10.1038/s41550-025-02631-6
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