国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永是)付加価値情報創生部門アプリケーションラボの美山透主任研究員と北海道大学の見延庄士郎教授(理学研究院 地球惑星科学部門 海洋気候物理学研究室)らの共同研究チームは、北海道・東北沖に広がる親潮域において 2010 年から 2016 年まで海洋熱波と呼ばれる水温上昇が毎年夏に発生していたことを示しました。
【ポイント】
- 2010~2016 年、北海道・東北沖で海洋熱波と呼ばれる水温上昇が毎年夏に発生していた。
- 一連の海洋熱波は黒潮由来の暖水渦が親潮の南下を妨げたことによるもの。
- 海洋熱波と北海道太平洋側におけるブリの漁獲量の急増は統計的な関連性が認められた。
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