金沢大学 新学術創成研究機構の佐藤純教授,北海道大学大学院 理学研究院の栄 伸一郎教授,富山大学 学術研究部理学系の秋山正和准教授,サレジオ工業高等専門学校の須志田隆道講師らの共同研究グループは,ショウジョウバエの複眼を用いて,生物においてタイルパターンが制御される仕組みを解明しました。
【本研究成果のポイント】
- 同じ形状が隙間無く敷き詰められたタイルパターンは様々な生物において見られる。昆虫の複眼などの様に物理的に安定な6角形タイルが一般的である。
- 通常,ハエの複眼は6角形タイルから成るが,ある種の変異体では4角形タイルに変化する。この現象は物理的な安定性だけでは説明できない。
- 幾何学的な分割機構が複眼の6角形および4角形タイルパターンを決定することを明らかにした。
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