北大道新アカデミー「100年の時をこえて「なぜ?」をつなぐ理学の継承者たち~」公開講座

開催日

2025920
-
20251122

北海道大学理学部は1930年に設立され、現在に至ります。この間、世界のあまねく現象の「なぜ」を追究する理学研究は著しく発展してきました。100年前の出来事や世界的な研究にどのようなものがあり、それを踏まえて現在、どのような研究が進められているのか、その未来は?6分野の研究者がご紹介します。 

【理系講座】

  •  9月20日(土)アインシュタインの相対性理論とその量子論への挑戦
    鈴木 久男 教授(物理学、素粒子、宇宙論)
    現代科学の基礎となっている量子論とアインシュタインの相対性理論を、わかりやすく紹介していきます。
  •  10月11日(土)大陸はなぜ動くのか ~実験室から地球内部を探る~
    篠崎 彩子 准教授(地球科学、鉱物学)
    ウェーゲナーが大陸移動説を唱えてから約100年。プレートの移動を起こす地球内部に関する研究をお話しします。
  • 10月25日(土)動物の誕生 〜受精で始まる形づくり〜
    小谷 友也 准教授(生物学、分子発生生物学)
    1924年、頭部・背中を誘導する組織が発見されました。受精卵から体をつくる研究についてお話しします。
  • 11月1日(土)現代数学とはなにか。自然科学からの自立と協調
    井ノ口 順一 教授(数学、幾何学)
    20世紀に数学は「現代数学」へと進化・変貌しました。100年前を起点に数学の進化の過程と未来を解説します。
  • 11月8日(土)次世紀に向けた物質・エネルギー変換
    村越 敬 教授(化学、表面科学)
    文明を変えた100年前のハーバー・ボッシュ法。次の時代の社会に求められる化学反応を一緒に考えましょう。
  • 11月22日(土)十勝岳 〜災害・観測の歴史と現在~
    青山 裕 教授(火山物理学、地震学)
    大正泥流から100年を迎える十勝岳。20世紀以降の噴火活動や近年の観測研究の成果についてお話しします。

開講日:2025年9月~11月の土曜/午後1時30分~3時(全6回)
場所:北海道大学 理学部大講堂(札幌市北区北10条西8丁目)
受講料金:(全6回)23,100円(税込)
入学金:2,200円(税込)
※すでに北大道新アカデミー会員の方、道新文化センター会員の方、高校生以下の方は入学金不要
定員 :100名
受講規約:入学と受講のご案内 ※受講前にご一読ください。
その他:※担当講師・講義内容は、都合により変更になる場合があります。

◆詳細・申し込み・お問い合わせは北大道新アカデミーのサイトをご覧ください。

【北大道新アカデミー】
北大道新アカデミーは、地域の「知」のために、北大と道新グループが協力して2018年4月に開講した新しい学びの場です。学びたい、学び直したい、北大の研究に触れたい・・・北大の研究の今と、学びたい人をつなぎます。