脊椎動物の卵に存在する顆粒が分子タイマーとして働くことを発見(理学研究院 准教授 小谷 友也) 研究ニュース 2013年10月11日 多くの生命現象は遺伝子の情報を正確なタイミングで蛋白質に変換することで進行します。特に卵が成熟する過程では,蛋白質合成のタイミングが数分の単位で調節され,その正確な制御によって初めて精子と受精できる正常な卵が形成されます。本研究は,脊椎動物の未成熟な卵に蓄積されたmRNAが顆粒を形成すること,さらにこれら顆粒が卵における分子タイマーとして働き,蛋白質が合成される正確なタイミングを調節することを解明しました。 詳細はプレスリリースをご覧ください