【ポイント】
- 強固な結合である炭素-フッ素結合を選択的に一つだけ切断し、新たな官能基への変換に成功。
- フロー型反応器を活用することで、不安定活性種を制御し、わずか数秒での反応を実現。
- 医薬品の中で重要な含フッ素医薬品の創薬研究、開発プロセスの迅速化に期待。
【概要】
北海道大学大学院理学研究院の永木愛一郎教授、岡本和紘准教授、セントラル硝子株式会社所属で同大学大学院総合化学院博士課程学生の牟田健祐主任研究員らの研究グループは共同で、フロー型反応器を活用し、トリフルオロメチル化合物の炭素-フッ素結合を選択的に一つだけ切断し、新たな官能基へとわずか数秒で変換する反応の開発に成功しました。
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