【ポイント】
- 異なる分子を均一に混ぜ合わせた、柔らかい強誘電分子結晶の固溶体合成方法を開発。
- 強誘電性分極の温度特性をチューニングし、材料の焦電性能の大幅向上に成功。
- 用途に合わせた機能チューニングを可能とし、将来の実用化に向けて大きく前進。
【概要】
北海道大学大学院理学研究院の原田潤准教授らの研究グループは、柔らかい強誘電分子結晶の機能チューニングに成功しました。
今回開発した手法は他の柔粘性/強誘電性結晶にも適用可能で、用途に合わせたオーダーメードの材料開発により、将来の実用化に向けて、大きく前進したといえます。
なお、本研究成果は、2024年7月18日(木)公開のJournal of the American Chemical Society誌に掲載されました。
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