北海道大学創成研究機構化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)、及び同大学院理学研究院の髙橋啓介教授、及び前田 理教授らの研究グループは、化学反応経路の幅広い活用と社会への普及を目途に、人工力誘起反応法(AFIR法)から生み出された化学反応経路データを、ソフト等を一切インストールすることなく、ウェブ上でクリックのみで検索、可視化、探索、設計を実現するプラットフォーム「Searching Chemical Actions and Networks(通称SCAN)」を開発しました。
SCANの普及により、量子化学計算とインフォマティクスが連動した次世代の化学反応設計が加速すると期待されます。
本プラットフォームはオープンソースであり、github(https://github.com/scan-team)で無償公開しています。そのため産業界や研究機関において幅広く自由に活用していただくことができるため、今後の化学反応創成に大きく寄与することが期待されます。
詳細は理学研究院>研究ニュースをご覧ください。