北海道大学大学院理学研究院の石垣侑祐准教授及び菅原一真博士研究員、九州大学大学院工学研究院の小野利和准教授らの研究グループは、極めて柔軟で複数の構造を発現可能なキノジメタン型分子を合成し、結晶中の分子構造により結晶の色調や発光が劇的に変化することを明らかにしました。
【ポイント】
●複数の立体配座の安定化に成功し、結晶中の分子構造に応じた色調/発光を示すことを解明。
●わずか5種類の溶媒の組み合わせで分子構造や色が異なる9種の結晶を与えることを発見。
●同一分子であるにもかかわらず多彩な色変化を示すため、新たなクロミック材料として期待。
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