2023年2月27日(月)と28日(火)の2日間、学術交流会館にて第3回インド-日本NMRワークショップが開催されました。
NMR(nuclear magnetic resonance:核磁気共鳴)技術は、化学、生物学、物理学など幅広い分野で、素材や成分分析などに利用できる技術です。本学は、北海道地域で最大規模のNMR施設を有し、外部からの利用も受け入れています。
ワークショップは、インドと日本のNMR研究者が交流を図り、新たな共同研究や産学連携を生み出すことを目指しています。第1回を日本、第2回をインドで開催しましたが、コロナ禍で中断。今回はインドの研究者が冬の北海道を訪れ、約3年ぶりの開催となりました。日本側の代表者を務めるのは、生物科学科/高分子機能学の相沢 智康 教授(先端生命科学研究院)です。
講演者は、インドから14名、日本から8名。その他に現地で約20名、オンラインで約30名が参加し、合計で70名を超える参加がありました。
議論や交流を大事にしているため、質問の時間を長めに取っています。それでも時間内に質問が終わらないほど、白熱した議論が行われていました。