概要
日時:2025年10月2日(木)18:30〜
場所:理学部5号館大講堂
本イベントは、大学院共通授業科目「半導体の深層を理解する2025」後期科目(2単位)1回目のガイダンスとしても実施します。授業は毎週 金曜日4限に実施、教室は理学部5-206(予定)
シラバスがまだ公開されていないので、履修申込希望者はこちらから登録をお願いします。
https://forms.gle/ygPLhvAKPeF8RUpdA

いま、私たちの暮らしは、AI・IoT・自動運転・生成AIといった革新的技術によって、かつてないスピードで変化しています。その根幹にあるのが「半導体」です。技術の高度化と社会課題の複雑化が進む現代において、半導体は単なる「部品」ではなく、社会全体を支える基盤インフラであり、未来の可能性を切り拓く「知の結晶」とも言える存在です。
本イベントは、「半導体産業の本質を、北海道という土地から、未来志向で見つめ直す」ことを目的に、第1回~第3回と回を重ねてきました。第4回となる今回は、これまで取り上げてきた素材・装置といった基盤技術に加え、エネルギー、環境、教育、地域産業との連関にも視野を広げ、多様な視点から半導体を再考します。
北海道では、Rapidus社のロジック半導体製造プロジェクトを契機として、産官学の連携による新たなエコシステム構築が進みつつあります。この変化を一過性のものとせず、持続的かつ多層的な価値創造につなげるには、異分野との対話と、人材育成のあり方を考えることが不可欠です。
文理融合、産学連携、地域連携ーーこのイベントが、未来を担う次世代とともに「半導体の夢」を語り合い、育てていく「輪」の起点となることを願って。
2025年7月30日 掲載