北海道大学と東北大学が共同開発した超小型地球観測衛星「雷神2」は,5月24日(土),鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ,その後,順調な運用を続けています。これまでに,魚眼CCDカメラ(WFC)を用いた撮影試験,リアクションホイールを用いた衛星姿勢制御試験などを実施し,各機器が正常であることを確認しています。打ち上げ2週間目となる6月6日夜までに撮影した画像の一部を公開します。今後,高解像度多波長望遠鏡システム(HPT)や,ボロメータアレイ(BOL)の撮影試験等を行い,本格的な科学観測のための準備を整えていく予定です。
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