北海道大学大学院理学研究院の石垣 侑祐 助教,大学院生の島尻 拓哉氏,鈴木 孝紀 教授らの研究グループは,通常の結合長より17%も長い炭素-炭素単結合を持つ安定な化合物の創出に成功しました。
オリンピックに代表されるように,世界一を目指して競い合うことで得られる成果や,その過程で培われるものは意義深く,尊いものです。化学の世界にも記録更新を目指した研究があり,例えば,物質を構成する化学結合の限界に挑戦し,「世界一長い化学結合の創出」を目指した競争的研究が行われてきました。このような記録は歴史に残るだけでなく,その過程で得られる新たな知見は基礎化学の発展にも大きく寄与します。
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