NIMSは,北海道大学,ドイツ・ウルム大学との国際共同研究で,炭素材料が1at%以下の微量の窒素導入で,燃料電池の鍵である酸素還元反応に対して活性な電極触媒になることを発見し,その活性化の仕組みを説明することに成功しました。現在,同触媒として用いられているのは,希少な資源である白金族金属です。資源的制約のない持続可能な材料を用いたエネルギー生産へ向けて,白金族元素の代替材料として炭素系電極触媒の基礎・応用研究がより活発になることが期待されます。
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