生物科学科/高分子機能学出身の浦上彰吾さん(生命科学院博士課程1年)が第4回糖質学会優秀講演賞を受賞しました。受賞演題は「MALDI-TOF MS による迅速・簡便な細菌由来O 抗原の同定法の開発」です。
この講演賞は2018年に新設され、糖質科学の進歩に寄与する顕著な研究を、年会において、筆頭著者とし口頭発表し、かつ十分な討論能力を備えていると認められた本会の若手会員個人に対して授与するものです。受賞者は32歳未満の正会員または学生会員の応募者から書類選考と会場での2段階選抜方式により専攻されます。(詳細はこちらhttp://www.jscr.gr.jp/?p=contents&id=18)
浦上さんは2022年9月29日に第41回 日本糖質学会年会(大阪大学コンベンションセンター・保健学科講義棟)中に実施された優秀講演賞第2次審査においてファイナリスト証を授与され、一般発表より長い質疑応答時間を設けられた受賞演題の公開講演を行いました。さらに、講演したファイナリストの中から受賞者が選考され、理事会での承認を受けた後、2023年1月25日発行の日本糖質学会会報(JSCR Newsletter)誌上および学会ホームページにて浦上さんの受賞が同時発表されました。表彰は2023年度日本糖質学会総会(第42回日本糖質学会年会(鳥取)中に開催)にて行われる予定です。
優秀講演賞ファイナリスト証授与日(講演日):2022年9月29日
優秀講演賞受賞発表日:2023年1月25日
受賞者名:浦上彰吾
職名:修士課程2年(応募・講演時、現在は博士課程1年)
所 属:生命科学院生命融合科学コース(先端生体制御科学研究室)
賞 名:第4回糖質学会優秀講演賞
授与団体:日本糖質学会
発表題目:MALDI-TOF MS による迅速・簡便な細菌由来O 抗原の同定法の開発
問合せ先 E-mail: 比能 洋 教授 hinou@sci.hokudai.ac.jp