北海道大学大学院理学研究院の石垣侑祐准教授と鈴木孝紀教授、同大学大学院総合化学院博士後期課程の林 裕貴氏及び大阪大学大学院基礎工学研究科の鈴木修一准教授らの研究グループは、「カチオンキャッピングアプローチ」を考案し、溶解性の問題により従来は調査が困難だったアントラセンオリゴマーの単離、X線構造解析及び詳細な調査に成功しました。
【ポイント】
●アントラセンユニットが最大で6個連結した化合物のX線構造解析と特性調査に成功。
●アントラセンの数に応じた酸化過程を示し、電子の放出がクーロンの法則に従うことを解明。
●ユニット数によって異なるスイッチング挙動を示すため、分子素子開発に向けた設計指針を獲得。
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