理学部低層棟1階で行われた学生向けセミナー“キャリアカフェ2022”「学部の学びのソノサキ」において、生物科学科(高分子機能学)卒/生命科学院 博士課程1年の飯塚友菜さんが講演を行いました。本セミナーでは、理学系の博士課程大学院生が、研究や進路選択の際の体験談を後輩に向けて、直接語りかけます。
飯塚さんも、研究=iPS細胞の発見のような大きな成果ばかりをイメージしていたようですが、研究を開始すると、手法の組み合わせや細かい条件の調整も大事な研究だと分ったそうです。料理に例えると、味つけを工夫するようなもの、それなら自分にもできると語ってくれました。現在は、花粉症の原因タンパク質についての研究に集中しています。自身の経験から、進路に悩んだときは先輩の話を聞くといいとアドバイスをくれました。