北海道大学大学院理学研究院 生物科学部門 形態機能学系の佐藤長緒准教授,山口淳二教授,高木純平助教らの研究グループは,ゲント大学(ベルギー)のユージェニア・ルシノバ教授,テキサスA&M大学(アメリカ)のリボ・シャン教授らとの国際共同研究で,脱ユビキチン化酵素UBP12/13が,植物ホルモン「ブラシノステロイド」による植物成長促進効果の発現に欠かせないことを発見しました。
本研究成果は,植物細胞の膜局在タンパク質の存在量を適切に保つための分子機構解明に向けた重要な知見を提供すると同時に,ブラシノステロイドによる植物成長促進効果を強化するための新たな手法の開発につながることが期待されます。
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※本研究成果は,2022年4月6日(水)にEMBO reports誌に掲載され,4月号の表紙となっています。