• イベント
  • ニュース
  • 研究・活動レポート 彩
  • お問い合わせ・アクセス
    • 理学院
    • 理学研究院
    • 北海道大学
  • Japanese
  • English

Search

北海道大学 理学部 北海道大学 理学部

    • 概要・教育方針
    • 理学部長メッセージ
    • 北大の理学
    • 歴史
    • 理学部ゆかりの研究者
    • 大学院と関連組織
    • 施設・設備
    • 年間スケジュール
    • 広報・刊行物
    • 理学のマーク
    • 理学部創立100周年記念事業
    • 数学科
    • 物理学科
    • 化学科
    • 生物科学科(生物学)
    • 生物科学科(高分子機能学)
    • 地球惑星科学科
    • 数学科教員一覧
    • 物理学科教員一覧
    • 化学科教員一覧
    • 生物科学科(生物学)教員一覧
    • 生物科学科(高分子機能学)教員一覧
    • 地球惑星科学科教員一覧
    • 北大の理学
    • 研究・活動レポート 彩
    • 動画・超領域対談
    • オープンキャンパス
    • 入試情報・資料請求
    • 4つのポリシー
    • 入学から卒業まで
    • 卒業後の進路
    • よくある質問
    • 大学院入試
    • 就職支援
    • 各種証明書の発行
    • 学生生活で困った時は
    • 理学・生命科学事務連絡
    • 寄附のお願い
    • 公開講座
    • 各種証明書の発行
    • 理学部同窓会などのご案内
    • 産学連携
    • 理学部創立100周年記念事業
  • Japanese
  • English

Search

北海道大学 理学部

  • 北大理学部とは
    • 概要・教育方針
    • 理学部長メッセージ
    • 北大の理学
    • 歴史
    • 理学部ゆかりの研究者
    • 大学院と関連組織
    • 施設・設備
    • 年間スケジュール
    • 広報・刊行物
    • 理学のマーク
    • 理学部創立100周年記念事業
  • 学科・教員
    • 数学科
    • 物理学科
    • 化学科
    • 生物科学科(生物学)
    • 生物科学科(高分子機能学)
    • 地球惑星科学科
    • 数学科教員一覧
    • 物理学科教員一覧
    • 化学科教員一覧
    • 生物科学科(生物学)教員一覧
    • 生物科学科(高分子機能学)教員一覧
    • 地球惑星科学科教員一覧
  • 北大理学部を目指す方へ
    • 北大の理学
    • 研究・活動レポート 彩
    • 動画・超領域対談
    • オープンキャンパス
    • 入試情報・資料請求
    • 4つのポリシー
    • 入学から卒業まで
    • 卒業後の進路
    • よくある質問
  • 在学生とその保護者の方へ
    • 大学院入試
    • 就職支援
    • 各種証明書の発行
    • 学生生活で困った時は
    • 理学・生命科学事務連絡
  • 企業・一般・卒業生の方へ
    • 寄附のお願い
    • 公開講座
    • 各種証明書の発行
    • 理学部同窓会などのご案内
    • 産学連携
    • 理学部創立100周年記念事業
  • イベント
  • ニュース
  • 研究・活動レポート 彩
  • お問い合わせ・アクセス
  • 関連組織
    • 理学院
    • 理学研究院
    • 北海道大学

ニュース

【高分子機能学】がんの転移先はエクソソームの糖衣(糖鎖パターン)が 決定することを発見!~がん転移の先回り治療法の開発に期待~

研究ニュース
2021年12月24日

生物科学科/高分子機能学の西村紳一郎教授(北海道大学大学院先端生命科学研究院所属)と北海道大学発バイオベンチャー遠友ファーマ株式会社(本社:札幌市,代表取締役 CEO:長堀紀子)は,これまで大きな謎とされていた「がんの転移メカニズム」の解明とそのユニークな機序に基づく,新たな抗がん治療薬開発を目的とする共同研究を 2020 年 4 月から進めてきました。このたび,抗接着性のナノソームと呼ばれる粒径 20 ナノメートル程度の超高性能ナノ微粒子を利用した研究により,がんの転移のしやすさや転移先(臓器・組織指向性)はがん細胞が分泌する「エクソソーム」というナノサイズの細胞外微粒子の表面を覆う「糖衣(glycocalyx)」とよばれる糖鎖のパターンが決定していることを世界で初めて明らかにしました。この結果から,糖鎖を用いた薬物送達システム(Drug Delivery System, DDS)によってがんの転移を先回りして防ぐという全く新しいタイプのがん治療薬の開発が期待できます。

ポイント
・がん細胞の糖衣(糖鎖パターン)をまるごと写し取りナノ微粒子に提示する方法を開発。
・糖衣の違いによりマウス体内へ投与したナノ微粒子の転移する臓器指向性が異なることを発見。
・がんの転移に先立って前転移ニッチの形成を阻害する新たな治療法の開発に期待。

研究成果の概要
西村教授らの研究チームは,独創的な抗接着性のナノ微粒子プラットフォームである「ナノソーム」を活用することで,がん細胞由来のエクソソームを模倣したナノ微粒子の作製に世界で初めて成功しました。乳がん細胞,肺がん細胞,肝がん細胞などの糖鎖のみをまるごとナノソーム表面に提示してマウスに静脈内投与したところ,それらの体内動態,クリアランス,そして臓器指向性が糖鎖を採取したそれぞれの培養がん細胞の種類によって大きく異なることが明らかとなりました。また,その実験結果を参考にしてそれぞれのがん細胞に特徴的な糖鎖パターンを卵白糖タンパク質など大量に入手可能な糖鎖を原料に使って人工的に再現した「糖衣」をナノソームに提示してマウスに静脈内投与したところ,がん細胞由来の「糖衣」を提示したナノソームで観察された「臓器指向性」をほぼ忠実に再現することに成功しました。今回の結果は「エクソソームはがん細胞が転移先臓器に到着する前に前転移ニッチという転移に適した環境を予め準備する」ことを支持すると同時に,「エクソソームの糖衣ががん細胞の転移先となる臓器指向性を決定している」という新しいメカニズムの存在を示唆しています。このような転移臓器指向性は臓器組織に分布する様々な免疫細胞のレクチンやパターン認識レセプター群との相互作用様式や強さの違いに依存すると考えられますが(図1),詳細はほとんどわかっていません。

今回の発見は,がん細胞が分泌するエクソソームの表面を覆う「糖衣」がエクソソームの体内動態や クリアランスさらに原発がん細胞の転移先となる臓器指向性を決定するという,極めて重要な発見です。がんの転移に先立って,あらかじめ選択した「前転移ニッチ」となる臓器や組織に効率よく低分子医 薬品などを集中的に届けることが可能な,副作用の低い効果的な抗がん治療用薬物送達システム(drug delivery system,DDS)の実現に向け,研究チームでは引き続き本分野の研究を進めていきます。「糖衣」を構成する糖鎖パターンの特徴はがんの種類やがん細胞ごとに異なる可能性があるため,まずそれらの糖鎖パターンとエクソソームの臓器指向性の関係を徹底的に解明することが大切です。共同研究チームでは,糖鎖を提示したナノソームやリポソームのアクティブターゲッティングによる新しい DDS の研究開発も進めています。

なお,本研究成果は, 2021年12月9日(木)Biomaterials 誌にオンライン掲載されました。https://doi.org/10.1016/j.biomaterials.2021.121314

本研究成果は,北大プレスリリース(https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/12/post-963.html)にも掲載されていますので,より詳しい内容はそちらの記事もご覧下さい。

(図1)

論文情報
論文名Antiadhesive nanosome elicits role of glycocalyx of tumor cell-derived exosomes in the organotropic cancer metastasis
著者名 Ryosuke Koide, Nozomi Hirane, Daiki Kambe, Yasuhiro Yokoi, Michiru Otaki, Shin-Ichiro Nishimura
雑誌名 Biomaterials
DOI https://doi.org/10.1016/j.biomaterials.2021.121314

 

理学部 生物科学科(高分子機能学)ウェブサイト

  • X
  • Facebook
  • LINE

投稿ナビゲーション

前の記事
一覧に戻る
次の記事

スペシャルコンテンツ

学科紹介

  • 数学科 数学科 Mathematics
  • 物理学科 物理学科 Physics
  • 化学科 化学科 Chemistry
  • 生物科学科/生物学 生物科学科/生物学 Biological Sciences
    "Biology"
  • 生物科学科/高分子機能学 生物科学科/高分子機能学 Biological Sciences
    "Macromolecular Functions"
  • 地球惑星科学科 地球惑星科学科 Earth and Planetary
    Sciences

理学部5学科6専修のウェブサイト

  • 数学科
  • 物理学科
  • 化学科
  • 生物科学科(生物学)
  • 生物科学科(高分子機能学)
  • 地球惑星科学科

理学部卒業生が進学している主な大学院

  • 大学院理学院
  • 大学院生命科学院
  • 大学院総合化学院

理学部の教員が所属している主な組織

  • 理学研究院
  • 先端生命科学研究院
  • 地球環境科学研究院
  • 低温科学研究所
  • 電子科学研究所
  • 遺伝子病制御研究所
  • 触媒科学研究所
  • 北方生物圏フィールド科学センター
  • 総合博物館

理学研究院附属研究施設等

  • 地震火山研究観測センター
  • ゲノムダイナミクス研究センター
  • 原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)

理学研究院内センター・推進室等

  • 分子情報連携研究センター
  • 宇宙観測基礎データセンター
  • 元素戦略教育研究センター
  • 国際化支援室(OIAS)
  • 理学研究院 アクティブラーニング推進室

学内共同利用施設

  • 極低温液化センター
  • 高分解能核磁気共鳴装置研究室(NMR)
  • 地球惑星固体物質解析システム研究室
  • 量子干渉方式広温度領域磁化測定研究室

技術部

  • 理学研究院等技術部

関連組織、プロジェクト

  • Integrated Science Program (EN)
  • 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
  • 北海道大学 物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム
  • WPI 北海道大学化学反応創成研究拠点 ICReDD
  • 北海道大学理工系大学院教育改革 Ph.Discover
  • 北海道大学理学部同窓会
北海道大学理学部同窓会
北海道大学
北海道大学理学研究院
先端生命科学研究院
北海道大学理学院
北海道大学大学院生命科学院
北海道大学大学院総合化学院
北海道大学国際化支援室(OIAS)
Ph.Discover

SMatS

理学ナビ

  • イベント
  • ニュース
  • お問い合わせ・アクセス
  • サイトポリシー
  • Japanese
  • English
  • OfficialSNS