NIMSは、北海道大学、JASRI、東北大学と共同で、銅酸化物高温超伝導体の電子は二次元的な運動をしているという35年間の定説とは異なり、一次元的な運動が重ね合わさった状態であることを見出しました。
高温超伝導を引き起こす電子の運動状態を明らかにした今回の成果は、銅酸化物がなぜ高温で超伝導となるのかの解明につながると期待されます。
本研究成果は、Nature Communications誌にて英国時 間 2021 年 4 月 13 日午前 10 時(日本時間 13 日午後 7 時)にオンライン掲載されました。
詳しくは、こちらのプレスリリースをご覧ください。
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/210414_pr.pdf