9月22日(火・秋分の日)にオンライン上で同時配信により実施しました。
今回は代表者である理学部生物科学科(高分子機能学)の比能 洋 教授が科学研究費助成事業(科研費)で得た成果をもとに、講義形式で糖鎖研究の背景と面白さを紹介し、次に助成事業の成果の一部である小型マイクロアレイ解析装置による糖鎖とレクチン間の相互作用観察を体験してもらい、最後にプログラム概要と高分子機能学の研究の多様性についてオンデマンドコンテンツで 紹介しました。
当日は12名の参加者を迎え、講義では「・・・のヒミツをのぞいてみよう」という形式で、科研費、北海道大学、理学部、高分子機能学、について順次紹介した後、糖鎖、糖鎖研究、私たちの研究、という順で研究の面白さとその成果について紹介しました。
講義中は顔表示を隠すこととしたため一切反応がつかめないというオンラインならではの苦労もありましたが、直後の質疑応答とその後のチャットタイムでの 反応で楽しんでいただけたことが感じられ安心しました。
オンライン実験では、手元の操作とマイクロアレイの観察データ双方を同時に見えるようにし、臨場感を伝えるようにしました。
実施補助として当日参加してくれた 学部 4 年生 4 名とのチャットタイムで は、準備と称して教員が席を外す時間を設け、打ち解けやすくなる後半になるほど長く時間をとることにより受講生による質疑応答が活発に行われるように配慮したところ、研究や大学生活の話題にとどまらず、大学進学までの準備や将来設計の話題まで大変盛り上がりました。
最後に,実施にあたり支援をいただいた教職員の方々,また事前準備や当日の実施補助をしてくれた学部生の皆様に深く感謝申し上げます。