令和元年9月10日~13日、国立大雪青少年交流の家で「数学パワーアップセミナー」が開催されました。
今年は、当学科のほか、北海道教育大学、はこだて未来大学、弘前大学、釧路工業高等専門学校、苫小牧工業高等専門学校から21名が参加、下記3つのコースに分かれ合宿セミナーを行いました。
『確率論』
『オイラーに学ぶ』
『連続群論入門』
勉強はもちろんですが、院生チューター、講師と寝食を共にし相互に交流を深めることも当セミナーの目的です。
成果発表会や懇親会もあり、充実した4日間となったようです。
【参加者からの感想文抜粋】
◆セミナー漬けの非常に濃い日程を過ごさせていただきました。
◆参加者のレベルの高さと意欲に圧倒されました。ですが得るものは本当に沢山あり、セミナーで議論したことを発表するという経験までさせて頂き感謝しています。
◆学生自身の準備不足もそうですが、企画自体も段取りの確認が足りていなかったと思います。テーマや努力、交流はよかったと思います。是非来年も参加させていただければと思います。
◆今回のセミナーで扱うような本は、自分一人だと絶対に開かないような内容の本だったので、そういう内容のものを勉強できる良い機会だった。3日間ずっと数学をやるという経験が(多分)人生で初だったので、とても辛かったが良い経験になった。
◆確率論のセミナーに参加させて頂き、腑に落ちていなかった証明についても理解を深めることができたと思います。ランダムウォークを使った説明や、ある定理の証明方法の多様さに感動しました。
◆普段あまり他大学、他学科の学生や、教授の方と関わりがないため、たくさんの人たちとお話をすることができ、とても良い経験になりました。4日間、みっちりと数学を考える機会はなかなかできないので貴重な時間でした。少し辛いこともありましたが、友達もでき、数学に対する姿勢を見直す良いきっかけになりました。
◆数学好きの同世代の学生と3泊4日寝食を共にし、数学の議論を重ねる経験は他では味わえない貴重なものでした。
◆これまではただ公式に当てはめて問題を解くだけの数学をしていたが、今回のセミナーでは理論的なところまで深く数学を追求し良い経験となった。他大学の学生と交流する機会は中々無いため、色々な考え方を知ることができた。
[セミナーの様子]