令和元年7月5日(金)の2年生基礎生物学実習において、午後2時より調査発表会、そして午後5時半より懇親会(ジンギスカンパーティー、通称ジンパ)が行われました。
基礎生物学実習は、生物科学科(生物学)に所属するあらゆる分野の教員がさまざまな実習を提供するもので、本実習の最後にアクティブラーニングの一環として調査発表会が行われました。調査発表会は、基礎生物学実習で学んだ実験技法・解析法に関して、より先端的な技術や関連知識、歴史などについて調査するとともに、グループで討論し、まとめ、プレゼンテーションする力を養うことを目的として、2016年度から実習に取り入れられたものです。
学生たちは、10班に分かれ、班ごとに選択したテーマについて、4月5日の実習開始日から7月5日の発表会までの間、参考図書や自主実験等を通じて調査を行い、チューターの先生を交えて討論し、プレゼンテーションに臨みました。プレゼンテーションでは、自身の班以外の発表について、学生同士が相互評価を行いました。皆、真剣に発表を聞き、質疑応答も積極的に行っていました。学生相互の評価に基づき、評価点が算出され、その結果、評価点の最も高かった7班に最優秀発表賞が贈られました。テーマは「鳥類免疫システムを利用したヒトへの応用」で、代表で受賞の挨拶をした学生によると、4月の早い段階で調査を開始していたとのことでした。早くから積極的に課題に取り組んだ成果ですね。ISP学生の班による英語のプレゼンも含め、表彰されなかった班の発表もみな素晴らしいものでした。
発表会終了後、打ち上げを兼ねた懇親会(ジンパ)が行われました。ジンパでは、プレゼンテーションに対する表彰も行われました。2年生やチューターの先生以外にも、学部3・4年生や大学院生も参加し、生物学科全体の懇親を深めることができたようです。