学部生・大学院生の同窓会員のための理学部同窓会講演・交流会
北海道大学理学部同窓会では、学部学生及び大学院生の同窓会会員を対象に、講演会と交流会を開催します。講演会では、現在大きな注目を集め、皆さんの将来にも多大な影響をもたらす「生成AI」について、見延同窓会理事長がお話しします。
講演会の後には、同窓会員同士の交流会を行います。この交流会は、学科や専攻・講座を越えて、同窓会員同士がお互いを知り、情報やアイディアを交換する貴重な機会となるでしょう。同窓仲間同士のつながりを深め、さまざまな分野での知見を共有することで、相互の成長とネットワークの拡大を促進します。
ぜひ、この機会を通じて、同窓会員の皆さんが更なる知識の獲得や人脈の拡充につながる素晴らしい経験を共有できることを願っています。
【概要】
- 日 時:
令和5年10月12日(木)
17:15~17:45 講演会
17:45~19:00 交流会(立食パーティ形式) - 場 所:本館1階 N127講演室(博物館ぽらすの隣)(変更の可能性あり)
- 対 象:同窓会員である学部生・大学院生
- 参加申込:グーグルフォームによる「参加申込」から申込ください。
申込締め切りは、10月4日(水)です。先着50名ですので、お早めにお申し込みください。
なお、まだ同窓会に入会していない学部学生の方は、事務局へお問合せください。
E-mail: dosokai@sci.hokudai.ac.jp
講演タイトル 「生成AI:衝撃,活用,そして未来への展望」
講師:見延 庄士郎 氏(理学部同窓会理事長、理学部地球惑星科学科、理学院自然史科学専攻所属)
内容:2022年11月に登場したChatGPTは、世界に大きな衝撃をもたらしました。特に情報・文章を扱う仕事、つまり皆さん全員の職業に影響を与えるでしょう。本講演では、ChatGPTなどの生成AIの現状と、co-pilot(副操縦士)しての生成AIのその活用ついて解説し、また、今後もAIが発展する中で私たち自身がどのように成長していくべきかについても考察していきたいと思います。
講師紹介:北大・理学部卒業、気候変動や大気海洋相互作用を研究し、太平洋十年変動の共同発見論文(1997)やNature誌表紙論文(2008)など、国際的に大きな影響を与えてきた。2021年にはロイター社が発表した世界のトップ気候科学者のリストである「世界で最も影響力のある環境科学者1000人」に、本学の現役教員としてはただ一人選ばれた。また『新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ』(講談社刊,2016)を出版するなど文章について深い造詣を持つ。