先端生命科学研究院では、2023年8月8日(火)に高校生向けの体験型プログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスは、研究者が小中高生に科学の面白さを直に伝える体験型プログラムです。日本学術振興会が主催者となり、全国の大学や研究機関で実施されています。
先端生命科学研究院では、菊川 峰志 准教授(生物科学科/高分子機能学)が「世界最小の分子機械:タンパク質分子が機械のように働く様子を観察しよう!」を実施し、全国各地から18名の高校生が参加しました。
午前は、光で働くタンパク質の仕組みと医学的応用について、菊川准教授が講義を行いました。
午後からは、いよいよ実験です。光を当てることでタンパク質が働く様子を測定する実験と、タンパク質を細胞から抽出して光反応を観察する実験を行いました。グループごとに大学生や大学院生がつき、指導や補助に当たりました。
高校生たちは、初めて扱う実験器具にもすぐに慣れた様子で、上手に操作していました。疑問に思ったことは進んで質問する姿が多く見られました。終盤は疲れも見えましたが、最後までやり切って充実した一日となったようです。