同窓会理事長挨拶

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見延庄士郎

令和3年度から、理事長を務めております見延庄士郎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私は1985年に本学理学部を卒業し、現在は教員として努めております。長きにわたって理学部と歩んで参りましたが、至らぬ点も多々あるはずです。皆様のご理解とお力添えを得ながらこの職務を全うしたいと存じます。

さて、毎年、理学部を約300名の学生が卒業しています。一方、最近、卒業生の同窓会に対する関心は必ずしも高くないのが現状です。多くの学部卒業生が大学院に進学し、卒業後の生活に占める学部時代の意味が薄れているのかもしれません。卒業生の縦のつながりを大切にするよう努力したいと考えております。また、2030年には理学部創立100周年を迎えることになり、理学部らしい周年事業を成功させ、未来に繋げるための取り組みも始まりました。さらに、各学科から推薦を受けた卒業生を表彰する同窓会賞の授与・海外で開催される学会への大学院生の参加を補助する奨学生制度等を行っています。コロナ禍が終息したら「大学院生の海外研究発表のための奨学金の支給事業」を再開いたします。未来に向けて、何を行っていく必要があるのか、皆様から様々なご意見・ご提案をいただき、共に考えていきたいと考えております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

地球物理学科1985年卒業(地物 29期) 大学院理学研究院教授 見延庄士郎