先端生命科学研究院では所属の研究者(教員、博士研究員、博士後期課程学生)に対し、海外でセミナーを実施する等、国際的なネットワークを形成するための海外渡航費支援を行っています。
支援を受けた研究者のレポートを紹介します。
アイントホーフェン工科大学との国際共同研究推進に向けた研究交流
安井 知己(やすい ともき)
先端生命科学研究院 助教
オランダ・アイントホーフェン工科大学
2026年8月20日~26日
高分子材料の破壊力学における世界的な権威であるTom Engels准教授(アイントホーフェン工科大学)を訪問し、共同研究のディスカッションや研究室見学、研究紹介セミナーを行いました。

当研究室(転成ソフトマター研究室)では、高い疲労耐性を有する新規ハイドロゲルの開発を行っており、その疲労耐性評価を目的に、当研究室の博士課程学生を同研究室へ派遣しています。本渡航では、実施中のハイドロゲル疲労試験の進捗に関する議論に加え、令和7年度に同研究室から当研究室へ受け入れた特別研究学生の研究成果についての議論、および現地での研究紹介セミナー等を行い、今後の国際共同研究の推進と成果創出に向けた意見交換を行いました。

本渡航では国際的な人脈形成と共同研究成果創出に向けた議論を行うことができ、非常に貴重な経験となりました。Tom Engels 氏をはじめとするアイントホーフェン工科大学の皆さまには温かく迎えていただき、夕食会などを通じて深く交流することができました。一方で、自身の語学力や専門知識の不足を実感する場面もあり、今後の課題を痛感しました。また、現地ではオランダの歴史や文化・学術的背景にも触れ、視野を広げる機会となりました。
末筆になりますが、昨今の為替・物価高騰の折、本海外渡航支援をいただきましたことに心より御礼申し上げます。本渡航で得た知見と人脈を活かし、今後の国際共著論文をはじめとする成果創出に向けて精進してまいります。
