生きる化石『硬骨海綿』の骨格に中国大陸からの大気中鉛汚染史を発見
昨今,日本を取り巻く重大な環境汚染のひとつにPM2.5などに代表される中国由来のエアロゾルの越境が問題となっています。『生きる化石』とも呼ばれ最長で1000年以上の寿命を持つ,硬骨海綿を沖縄県の久米島で本学の大学院生が発見し,それが作り出す骨格から過去のエアロゾル起源と思われる鉛汚染の歴史及びその汚染源の推移を明らかとすることに成功しました。この成果は社会活動が及ぼす環境への影響を長期間かつ詳細に知るための重要な知見となります。
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