無機化学研究室の小林弘明准教授らの研究グループは、レアメタルフリーな鉄を主成分としたリチウム鉄酸化物 (Li5FeO4) に、シリコンやリンなどのpブロック元素を導入することで、鉄と酸素のレドックス反応が安定に動作することを見出しました。低コスト・高容量・寿命を共立する次世代リチウムイオン電池正極材料の設計指針として有効であると考えられ、研究進展による低炭素化社会、地球温暖化対策への貢献が期待されます。
蓄電池材料の低コスト・高容量・寿命の共立に成功
2024年5月1日