ディプロマポリシー

化学科の学位授与水準(ディプロマ・ポリシー)

化学科では、自然界における化学現象の基本原理を学ぶとともに、社会に大きく貢献する広範な科学技術と密接にかかわる先端的化学に貢献できる能力を身に付けます。また、幅広い教養に基づいた自己管理力や、社会の一員としての責任や倫理観を身に付けます。本学科では、このような教育課程により、理学部の教育目標に基づき、批判的思考や論理に基づいた行動ができ、社会の広い分野で活躍できる人材を養成することを目標としており、次の能力をもつと認められ、かつ、必要な単位を修得した学生に対し、学士の学位を授与します。

知識・理解

  • 原子から生命体までを対象として、分子や物質を扱う化学分野の基本的な知識を修得し、また体系的に理解することができる。
  • 化学の体系的な知識に基づき、科学技術の発展や時代背景に対応して、化学の重要性や安全性・危険性を理解し、論じることができる。
  • 広範な科学技術と密接に関わる化学の幅広さと重要性を理解し、新たな社会的ニーズを生み出すシーズの創造をめざして、化学分野の基本的な知識を新たな学習に生かすことができる。
  • 世界における化学の先端について、情報を集めて理解することができる。

志向性

  • 化学の幅広い基礎知識を基盤とし、自らの個性に応じて知識を深化させ、自らの能力を伸ばすことができる。

問題解決力

  • 広範な化学の基礎的素養を授業・演習・実験を通じて身に付けることにより、化学に関する問題を解決に導くことができる。
  • 自然界や人間社会における分子・物質の性質やそれらの活用などについて、問題を見出し、解決に必要な情報や実験結果を集め分析し、また他者と協力して問題を解決に導くことができる。

学習力

  • 自らの知識を深め主体的に学習することができる。
  • 学習した事項を、自然界や人間社会のさまざまな課題に適用することができる。