研究テーマ | 数値シミュレーションを主に使った、雲、エアロゾル(大気中の微粒子)、雲とエアロゾルの相互作用、雷を対象とした研究。気象・気候シミュレーションを行うシミュレーションコード(数値モデル)の開発 |
研究分野 | 気象学, 雲物理学 |
キーワード | 雲・エアロゾル相互作用, 全球雲解像モデル, ラージ・エディー・シミュレーション, 数値気象・気候モデリング, 気象雷モデル |
研究紹介
気象学を専門としており、中でも、雲、エアロゾル(大気中の小さな塵)、雷と、それらの相互作用を数値シミュレーションを使って研究しています。研究の過程で、「京」や「富岳」をはじめとしたスーパーコンピュータを利用した数値実験も行ってきました。また数値シミュレーションを活用して、大気中に放出された放射性物質の、輸送シミュレーションも実施しております。
また数値シミュレーションを行うためのシミュレーションコード(気象・気候モデル)の開発も続けています。
代表的な研究業績
Y. Sato, S. Hayashi, and A. Hashimoto,
Atmo. Sci. Lett., 23(1), doi:10.1002/asl.1067 (2022)
Y. Sato, Y. Miyamoto and H. Tomita,
Mon. Wea. 149, 753-771, (2021)
学位 | 博士(理学) |
自己紹介 | 気象中でも、雲やエアロゾル、雷やそれらが人間活動に与える影響に興味を持っており、それらを対象とした研究を日々行なっています。出身である中部地方から関東、関西と渡り歩いて、北海道は住む場所として4つ目の都市です。寒さに負けぬように研究を頑張っています。 |
学歴・職歴 | 2006年3月 名古屋大学理学部物理学科卒業 2008年3月 東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻修了 2008年4月 東日本旅客鉄道会社(-2009年3月) 2010年4月 日本学術振興会特別研究員(DC2) 2010年10月 米国大気科学研究所 客員研究員 2012年3月 東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻(博士課程)修了 2012年4月 理化学研究所・計算科学研究機構 特別研究員 2013年4月 気象庁気象研究所・環境・応用気象研究部 客員研究員 2013年4月 兵庫県立大学シミュレーション学研究科 客員准教授(-2017年3月) 2015年4月 理化学研究所・計算科学研究機構 基礎科学特別研究員 2017年5月 名古屋大学工学研究科 助教 2017年5月- 理化学研究所・計算科学研究センター 客員研究員 2019年4月- 現職 |
所属学会 | 日本気象学会, 日本地球惑星科学連合 |
プロジェクト | 環境省 環境研究総合推進費「衛星観測データによる大規模排出源からの二酸化炭素排出量推定モデルの開発と定量的精度評価 」 JST ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標8)・要素研究:「局地的気象現象の蓋然性の推定を可能にする気象モデルの開発」 公益財団法人 セコム科学技術振興財団 「航空機の安全・安心・安定な運航のための、気象雷モデルによる雷予測 」 |
居室 | 理学部8号館 8-216号室 |