研究ニュース

支笏カルデラ噴火の継続時間の把握に成功火砕流堆積物の連続層から復元した古地磁気方位を利用

熊本大学・茨城大学・高知大学・北海道大学・同志社大学の研究グループは、北海道の支笏(しこつ)カルデラ噴火(約4万5千年前)の火砕流堆積物が重なる地層から古地磁気方位の変動を復元し、この一連の噴火の継続時間は数百年であるという見積もりを得ました。本研究のアプローチは、過去に起きた火山噴火の時間情報の抽出に役立ち、火山学や火山防災に貢献すると期待されます。

本研究結果の詳細については、2022年11月6日にハイブリッド形式(対面/オンライン)で行われる「第152回地球電磁気・地球惑星圏学会 総会および講演会」で発表される予定です。

詳細はプレスリリースをご覧ください。