研究テーマ | 津波の予測 |
研究分野 | 津波, 地震, 防災, 減災 |
キーワード | 津波の発生・伝播・氾濫・遡上, 地震の震源過程, 沿岸災害・防災 |
研究紹介
私の主な研究対象は津波です。近年の計算機資源の充実に伴って津波の予測技術は急速に発展してきており、津波を発生させる外力特性がわかっていれば、過去に発生した津波やこれから発生するであろう津波の動きを比較的精度良く推定することができます。しかし、必ずしも推定結果が実際の現象を正確に表現しているとは限りません。特に沿岸域では津波の挙動が複雑になり、実際の現象と大きく異なるような推定結果が得られることもあります。このようなことから、数値計算だけでなく調査・観測なども併せて行い、多角的な視点から津波研究を行うことを心がけています。
代表的な研究業績
Real-time tsunami forecasting system with nonlinear effects using Green’s functions: application to near-shore tsunami behavior in complex bay topography,
Y. Yamanaka, K. Hashimoto, and Y. Tajima, Coastal Engineering Journal, 65(4), 546-559, 2023.
Y. Yamanaka, K. Hashimoto, and Y. Tajima, Coastal Engineering Journal, 65(4), 546-559, 2023.
Short-wave run-ups of the 1611 Keicho tsunami along the Sanriku Coast,
Y.Yamanaka and Y.Tanioka, Progress in Earth and Planetary Science, 9(1), 2022.
Y.Yamanaka and Y.Tanioka, Progress in Earth and Planetary Science, 9(1), 2022.
Tsunami inundation characteristics along the Japan Sea coastline: effect of dunes, breakwaters, and rivers,
Y.Yamanaka and T.Shimozono, Earth, Planets and Space, 74(1), 2022.
Y.Yamanaka and T.Shimozono, Earth, Planets and Space, 74(1), 2022.
学位 | 博士(工学) |
学歴・職歴 | 2009年 和歌山工業高等専門学校環境都市工学科卒業 2011年 長岡技術科学大学建設工学課程卒業 2013年 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻修士課程修了 2016年 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻博士後期課程 修了 2013年 日本学術振興会特別研究員(DC) 2016年 日本学術振興会特別研究員(PD) 2017年 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻助教 2021年-現職 |
所属学会 | 土木学会, 日本地震学会, 日本地球惑星科学連合 |
居室 | 理学部4号館 |