研究テーマ | 専門知や科学技術の性質はどのようにつくられていくのか。どのようにそこに参加したらよいのか。異分野の専門家間や、専門家と社会の相互行為に着目し、幅広いケースを対象に研究 |
研究分野 | 科学技術コミュニケーション, 科学技術社会論, 近現代日本科学史 |
キーワード | デュアルユース, RRI(責任ある研究・イノベーション), 学際研究, サイエンスライティング |
研究紹介
科学技術コミュニケーションとは、科学と社会の関係を明らかにし、そして改善を目指す学術および活動です。この分野は様々な従来の分野と重なり合う学際分野で、その対象やテーマは多岐にわたります。しかし、最も重要な点は、偏在している専門知を、誰が、どのように、誰に開き、そして誰と共に新たな知を創造していくか、という問いを、実践と強く結び付けて、明らかにしようとしている点にあります。
本研究室では、フィールドでの質的研究を行いつつ、大規模質問紙調査などの量的手法も用いて、社会現象としての科学技術、そしてさまざまな専門知間のコミュニケーションを俯瞰的・歴史的視点から明らかにしようと取り組んでいます。
関連産業分野
科学技術政策
学位 | 博士(理学) |
学歴・職歴 | 1999.3 北海道大学 理学部 生物科学科 卒業 2001.3 北海道大学 大学院理学研究科 生物科学専攻 修士課程修了 2007.3 北海道大学 大学院理学研究科 生物科学専攻 博士課程修了。博士(理学) 2007.4-2008.10 東京工業大学 統合研究院 研究員 2008.11-2012.9 東京工業大学 大学院理工学研究科 機械制御システム専攻 特任助教 2012.10-2013.3 東京工業大学 環境エネルギー協創教育院 特任助教 2013.4-2014.3 北海道大学 高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門 特任講師 2014.4より現職 |
所属学会 | 科学技術社会論学会, 動物学会 |
プロジェクト | JST科学技術イノベーション政策のための科学「先端生命科学を促進する先駆的ELSIアプローチ」 |
居室 | 理学部5号館 5-216室 |