研究者情報

清水 洋平

准教授

SHIMIZU Yohei

分子を自在に操る触媒開発

化学部門 有機・生命化学分野

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研究テーマ

触媒開発を基軸とする化学選択的反応の開発

研究分野有機金属化学, 有機合成化学
キーワード化学選択的反応, ホウ素触媒, 光触媒, 銅触媒

研究紹介

「思い通りに分子を作り上げる」という有機化学における一つの大目標に向けて、「化学選択的反応」をキーワードに研究を進めてきました。特に、ホウ素触媒および銅触媒を用いた反応開発を精力的に行ってきました。これら触媒の特性を活用することによって、カルボン酸、糖類、アルケン、アルキンといった入手容易な有機化合物の位置および立体選択的変換反応の開発に成功しています。
現在も、元素の特性を引き出す触媒開発こそが化学選択的反応の開発、ひいては自由自在な分子変換の実現に寄与する最も効果的なアプローチであると考え、独自の触媒開発を目指して研究を行っています。

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研究要約

代表的な研究業績

Chemo- and Enantioselective Pd/B Hybrid Catalysis for the Construction of Acyclic Quaternary Carbons: Migratory Allylation of O-Allyl Esters to α-C-Allyl Carboxylic Acids
Fujita, T.; Yamamoto, T.; Morita, Y.; Chen, H.; Shimizu, Y.*; Kanai, M.*
J. Am. Chem. Soc. 2018, 140, 5899-5903.
Chemoselective Boron-Catalyzed Nucleophilic Activation of Carboxylic Acids for Mannich-Type Reactions
Morita Y.; Yamamoto T.; Nagai H.; Shimizu Y.*; Kanai M.*
J. Am. Chem. Soc. 2015, 137, 7075-7078.
An Expeditious Synthesis of Sialic Acid Derivatives by Copper(I)-Catalyzed Stereodivergent Propargylation of Unprotected Aldoses
Wei, X.-F.; Shimizu, Y.*; Kanai, M.*
ACS Cent. Sci. 2016, 2, 21-26. (Cover picture)
Ligand-Enabled, Copper-Catalyzed Regio- and Stereoselective Synthesis of Trialkylsubstituted Alkenylboronates from Unactivated Internal Alkynes
Itoh, T.; Shimizu, Y.; Kanai, M.*
J. Am. Chem. Soc. 2016, 138, 7528-7531.
Copper(I)-Catalyzed Enantioselective Addition of Enynes to Ketones
Wei, X.-F.; Xie, X.-W.; Shimizu, Y.*; Kanai, M.*
J. Am Chem. Soc. 2017, 139, 4647-4650.
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関連産業分野

医薬品, 化粧品, 化学産業
学位博士(薬学)
自己紹介

薬学出身です。学生時代の研究テーマであった全合成の面白さから、有機化学にはまりました。

学歴・職歴2002年‐2006年 東京大学薬学部 卒業
2006年‐2008年 東京大学大学院薬学系研究科分子薬学専攻 修士課程修了
2008年‐2011年 東京大学大学院薬学系研究科分子薬学専攻 博士課程修了
2011年‐2015 東京大学大学院薬学系研究科 特任助教
2015年‐2017年 東京大学大学院薬学系研究科 助教
2018年‐ 現職
所属学会日本化学会, 日本薬学会, 有機合成化学協会
居室理学部6号館 6-608号室