研究者情報

小林 真平

教授

KOBAYASHI Shimpei

隠れた対称性を用いた形の研究

数学部門 数学分野

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研究テーマ

可積分系を用いた微分幾何学の研究

研究分野微分幾何学
キーワード調和写像, 変分問題, 離散微分幾何, 可積分系
居室理学部4号館

数学部門 数学分野

小林 真平

教授

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研究を通して叶えたい夢は何ですか?

数学の美しい構造を理解したいです。

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いま没頭している研究テーマは何ですか?

シャボン玉が丸いのは、表面積が最小になろうとした結果であり、このような現象を説明するしくみは変分原理と呼ばれます。変分原理は、微分幾何学と偏微分方程式が深く関係する分野で、私は微分幾何学の方から研究をすすめています。著名なオイラーの弾性曲線の研究から数えても優に200年以上の歴史がありますが、未だに新しい発見があります。

最近執筆した論文で作成した3次元ハイゼンベルグ群内の極小曲面です。
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研究者になるまでの思い出を教えてください。

今は、パソコンのディスプレイはほとんど液晶モニターだと思いますが、私が大学院生だった頃はブラウン管モニターもあって、私に割り当てられていたものもそれでした。しかし、このブラウン管モニターは私には合わず、すぐに眼が痛くなり、コンピュータ・シミュレーションをする研究が滞り非常に困っていました。そこで、大学の担当者に頼んで何とか液晶モニターに換えてくれないかと言ったのですが、あえなく却下されて、途方に暮れていました。そんなとき、恩師は液晶モニターを個人的に買い与えてくれました。私はこの事を非常に感謝していて、一生忘れることは無いと思います。