研究者情報

相馬 雅代

准教授

SOMA Masayo

絆を科学する

生物科学部門 行動神経生物学分野

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研究テーマ

雌雄に共有される性的信号の進化
音声および非音声コミュニケーションの進化

研究分野動物行動学, 行動生態学, 比較認知科学, 進化生物学, 生物音響学
キーワード鳴禽類(歌鳥), カエデチョウ科, 求愛, ディスプレイ行動, ダンス, 社会的シグナル, 絆, 性淘汰, 文鳥(ブンチョウ), 青輝鳥(セイキチョウ), 小紋鳥(コモンチョウ), 系統種間比較

研究紹介

私たちは、スズメ目(鳴禽類)カエデチョウ科の鳥種を対象に研究を行っています。鳥は、ヒトとは系統的に隔たっていますが、親が育雛へ寄与し家族生活が営まれる点や、その社会の複雑さ、発声を社会学習によって獲得する能力など、比較対照可能な興味深い特性を呈します。具体的には、歌行動、求愛ディスプレイ行動、母鳥の繁殖戦略、母性効果、兄弟間競争などに焦点をあて、行動の機能と進化を、個体発生と生活史の観点から考察しようとしています。

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文鳥の求愛の様子(cf. Soma & Iwama 2017)
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セイキチョウの「タップタンス」による求愛の様子(cf. Ota et al. 2015)
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セイキチョウのタップダンスに対する第三者効果(観客効果)の影響の解釈 (Ota et al. 2018)

代表的な研究業績

Ota N, Gahr M, Soma M (2018)
Couples showing off: Audience promotes both male and female multimodal courtship display in a songbird.
Science Advances
Soma M, Garamszegi LZ (2018)
Evolution of patterned plumage as a sexual signal in estrildid finches.
Behavioral Ecology
Soma M, Iwama M (2017)
Mating success follows duet dancing in the Java sparrow.
Plos ONE
Ota N, Gahr M, Soma M (2015)
Tap dancing birds: the multimodal mutual courtship display of males and females in a socially monogamous songbird.
Scientific Reports
Rethinking birdsong evolution: Meta-analysis of the relationship between song complexity and reproductive success
Masayo Soma, László Zsolt Garamszegi
Behavioral Ecology 22 363-371 Mar 2011
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関連産業分野

教育, 自然史
学位博士(学術)
自己紹介

愛車:BMW F800ST

学歴・職歴2002年 東京大学教養学部 修了
2004年 東京大学総合文化研究科生命環境科学系修士課程修了
2007年 東京大学総合文化研究科生命環境科学系博士課程修了
2007-2010年 学術振興会特別研究員(PD, 総合研究大学院大学葉山高等研),立教大学客員講師,東京女子大学非常勤講師,理化学研究所客員研究員
2010年- 現職
所属学会日本動物行動学会, 日本鳥学会, 日本動物学会, 国際生物音響学会
居室理学部5号館 912室