研究トピックス
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2012.09.27最近の論文から「刷り込み(インプリンティング)」研究の新しい展開松島研究室(行動知能学)とその共同研究グループ(帝京大学薬学部)から、これまでの理解を大きく書きかえる、二つの論文が発表されました。 現代の動物行動学の創始者、1973年度ノーベル賞受賞者のコンラート・ローレンツが提唱し...
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2012.08.25最近の論文から「リスクを求めるシジュウカラ、嫌うヤマガラ」 松島研究室(行動知能学)松島研究室(行動知能学)から、シジュウカラが際立ってリスクを好む、自然のギャンブラーである、という発見を報告した論文が発表されました。(Animal Behaviour誌、2012年8月25日on line) 人を含めて...
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2012.08.09最近の論文から「男は滅びない」黒岩麻里グループの研究記事紹介(朝日科学欄)「だけど男は滅びない」。黒岩准教授らの研究内容が朝日新聞8月6日付け科学欄で紹介されています。 男性に特有のY染色体は短くなってきており、退化し続けています。Y染色体には男性を特徴づける性決定遺伝子SRYなどが存在し...
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2012.07.10最近の論文から理学部DAY・学科見学会のご報告7月2日に行われた理学部DAYの一環として,生物科学科(生物学)学科見学会を開催しました。 理学部DAY会場からの参加者13名のほか,直接参加者12名を加えた計25名の1年生が見学会に訪れました。グループ分けと見学順序の...
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2012.07.10最近の論文から第1回サイエンスグローブ開催のご報告6月13日(水)18時30分から,高等教育機能開発推進機構N2教室において,第1回サイエンスグローブを開催しました。 初めての試みなのでどのくらいの参加者が集まるか危ぶまれましたが,1年生を中心に49名もの参加者がありま...
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2012.05.25最近の論文から大学院生の松永航さんが論文を発表しました形態機能学III、加藤敦之研究室の松永航さん(修士2年)が指導教員の伊藤秀臣助教と共に熱活性型トランスポゾン”ONSEN”の詳しい活性状態を調べ国際科学雑誌「Plant and Cell Phys...
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2012.03.29最近の論文から第8回いきものがたり「フタホシコオロギ(小川宏人先生)」を公開いたしましたすべての生き物にはドラマがある! 本日、スペシャルコンテンツ 「いきものがたり」を公開いたしました。8回目の連載です。 小川研究室が何を目指し、どのように工夫を重ね、いきものと向き合っているのか、動画を通してわか...
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2012.03.14最近の論文から青塚さま、ありがとうございました青塚さん、長い間私たちのために本当にありがとうございました。青塚さんの笑顔は忘れません。これまでの感謝の気持ちを込めて、送別会が開催されました(2月27日)。一部の方からのメッセージとともにご報告します。 これからの...
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2011.12.28最近の論文から植物にとって時に有害なトランスポゾンの転移抑制機構の総説を発表しましたトランスポゾンが活性化すると宿主ゲノム内に様々な変化を引き起こします。その多くは、宿主にとって悪影響を与えます。そのため、植物を含む多くの生物ではトランスポゾンの活性が宿主が獲得した様々な機構によって抑制されています。...
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2011.11.18最近の論文からスペシャルコンテンツ 「いきものがたり」連載中! (第7話)第7話 いきものがたりをアップいたしました。 生物科学科(生物学)の教員や大学院生たちが毎日愛情を込めて研究しているさまざまな生き物たちが順番に登場しています。 今回7回目は「菌根細菌」です。すごい共生パワーが秘められて...
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2011.10.03最近の論文からようこそ! 生物科学科(生物学)へ:2年生移行歓迎会が開かれました9月28日の夜、生物学科(生物学)で2年生歓迎会を行いました。 中央食堂のとなり「エンレイソウ」での立食パーティでした。 沢山の先生方や先輩も集まり、和やかな雰囲気でした。 はじめに、各学系の紹介がありました。 続いて、...
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2011.06.10最近の論文からトランスポゾン活性化のしくみ・環境ストレス耐性植物へ道を拓く伊藤秀臣先生のONSENトランスポゾンに関する研究が Nature Japan (6月9日付け)の特集記事に取り上げられています。 最近発見された伊藤先生の報告(Natureでの論文)をもとにとてもわかり易く解説されてい...