生き物紹介
環境分子生物学系
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油田細菌静岡県相良油田から発見したOleomonas sagaranensisは石油成分を分解するだけではなくCO2から微量の石油成分(中鎖アルカン)を合成することができます。(森川正章)...
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シロイヌナズナなんにも役に立たないただの雑草(ぺんぺん草の仲間)です。でも、色々な実験が出来る偉大なる「モデル植物」です。ゲノム解析が終了していて、遺伝子の働きのこと、タンパク質のことが、全ての植物の中で一番良く調べられています。4大...
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根圏細菌植物の根表面に付着して生育する細菌。植物と根圏細菌との間では酸素や栄養分や生理活性物質などを介したさまざまな相互作用が見られ、多くの場合、共生関係にあります。Acinetobacter sp. P23は北大植物園から発見...
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マイクロ・トム(トマト)名前の通りの「小さなトマト」です。みなさんが普段食べているトマトやミニトマトの仲間ですが、実験室で育てやすいように背丈も果実のサイズも小さくしてあります。最近(2009年)日本の研究機関が中心となりゲノム情報(遺伝子の配...
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超好熱性アーケア極限環境微生物の代表選手。核をもたない原核生物ですが動物や植物と共通の祖先をもっています。太古の地球環境で生まれた原始生命体の名残を留めていると考えられています。鹿児島県小宝島の硫気口から採取したThermococcus...
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イネ私たちの主食ですね。それだけでなく、「モデル穀物」として、基礎研究も進んでいます。「本州のイネは、北海道では育たない」、って知っていましたか?本州のイネと北海道のイネの品種は違っていて、それが遺伝子の違いとしても判ってき...