生き物紹介

タバコといっても、もちろん喫煙するためのものではありません…。正確にいうとNicotiana benthamianaという種類で、みなさんがよく知っているタバコ（Nicotiana tabacum）の親戚になります。シロイヌナズナより葉が大きいので、十分な量が得られるのが魅力です。このタバコの葉に、注射器を使ってアグロバクテリアという特殊な微生物を感染させることができます。そうすると、異種のタンパク質を簡単にタバコ内で作らせることができます。（写真は、蛍光タンパク質を融合させて目的のタンパク質の細胞内での局在を観察した実験）（佐藤長緒）