| 研究テーマ | 革新的なエネルギー材料の触媒挙動の予測における機械学習 (ML) の利用。 |
| 研究分野 | 高温材料, エネルギー材料設計, 高エントロピー材料, マテリアルズ・インフォマティクス, 計算化学, データサイエンス, 機械学習 |
| キーワード | 不均一系触媒, 触媒反応, メタンの酸化カップリング (OCM), 高エントロピー合金, マテリアルズ・インフォマティクス, 計算化学, データサイエンス, 機械学習 |
研究紹介
実験と機械学習の統合により材料開発は革新的に高速化します。
マテリアルズインフォマティクスは材料データとデータ科学を組み合わせた革新的な方法です。材料の合成条件を含む実験データを構築し、データ科学と組み合わせ人間が考えつかないような新材料の発見を目指しています。特にマテリアルズインフォマティクスを用い、高活性な固体触媒や光触媒、高温材料の設計に取り組んでいます。
代表的な研究業績
“Effects of oxygen addition on the microstructure, phase transformations, and oxidation resistance of TiAl alloys”, A. Shaaban, Hirotoyo Nakashima, Mitsutoshi Ueda, Masao Takeyama, Journal of Alloys and Compounds 918 (2022) 165716
“Effects of the addition of transition metals on phase equilibria and phase transformations in TiAl systems in between 1473 and 1073 K”, A. Shaaban, Loris J. Signori, Hirotoyo Nakashima, Masao Takeyama, Journal of Alloys and Compounds 878 (2021) 160392
“A comparative study on the oxidation
behaviours of a TNM alloy in argon and oxygen atmospheres at 650 °C”, A. Shaaban, Shigenari Hayashi, Masao Takeyama, , Corrosion Science, Volume 185, June 2021, 109415
“Influence of NiAl2O4 Spinel Formation on the Oxidation Behavior of the Ni50Al Alloy at 1273 K in Air”, A. Shaaban, Surface and Coatings Technology, Volume 379, 15 December 2019, 125023
“Effects of water vapor and nitrogen on oxidation of TNM alloy at 650°C”, A. Shaaban, S. Hayashi and M. Takeyama, Corrosion Science, Volume 158, September 2019
関連産業分野
高温材料, 持続可能なエネルギー材料, マテリアルズインフォマティクス
| 学位 | 博士(工学) |
| 自己紹介 | 私の研究者としてのキャリアは札幌で生まれました。私の研究テーマは、マテリアルズインフォマティクススを活用した新素材の発見です。サッカー、釣り、旅行、ドライブ、そしてもちろん化学が好きです。 |
| 学歴・職歴 | 2006年 Ain shams 大学理学部物理学科材料物理学, エジプト (学士) 2007年 Ain shams 大学理学部物理学科材料物理学, エジプト (修士課程準備学習) 2011年 北海道大学 工学部 材料科学工学 (修士) 2015年 北海道大学 総合化学院 (博士) 2015-2017 東京工業大学 大学院工学系研究科 金属・セラミックス科学専攻 冶金グループ 林重成グループ (博士研究員) 2017-2020 東京工業大学 大学院工学系研究科 金属・セラミックス科学専攻 金属グループ 竹山雅夫研究室 (博士研究員) 2020-2022 東京工業大学 科学技術創成研究院 物質・構造研究室 (博士研究員) 2022-2023 東京工業大学 科学技術創成研究院 ゼロカーボンエネルギー研究チーム 助手 |
| 所属学会 | 日本金属学会 |
| 居室 | 理学部7号館 508室 |
