研究者情報

福富 又三郎

助教

FUKUTOMI Matasaburo

社会行動のカラクリ

生物科学部門 行動神経生物学分野

basic_photo_1
研究テーマ

電気魚の神経行動学

研究分野神経生物学, 神経行動学, 比較生理学
キーワードコミュニケーション, アクティブセンシング, 電気感覚, 行動の進化, 感覚運動統合, 随伴発射, 神経回路, 神経コーディング, 電気生理, 動画解析, ステロイドホルモン, 種間比較, 弱電気魚, 真骨魚類

研究紹介

動物の社会行動の背後にあるからくりに興味を持ち、電気を発生・感知できる電気魚を対象に研究を行っています。電気魚は電気信号を使ってコミュニケーションをとるのですが、電気信号のやりとりがどのように彼らの社会関係を形作るのでしょうか?他魚の出した電気信号は脳内でどのように処理され、自分の出す信号を決めるのでしょうか?電気魚は泳ぎながら電気信号を出しますが、これらの運動出力の協調はどのように制御されるのでしょうか?このような問いに対して、行動学、神経生理学、情報学などの多角的なアプローチから研究を行っています。

study-image-0
モルミルス科電気魚は尾部の電気器官から電気パルス(Electric organ discharge [EOD])を発生させる。パルス間隔を柔軟に変えることで、なんらかのメッセージを送っている。
study-image-1
2個体の電気パルスと遊泳運動を同時記録。電気パルスを使ってどんなコミュニケーションを行っているのだろうか?

代表的な研究業績

Hormonal coordination of motor output and internal prediction of sensory consequences in an electric fish.
Fukutomi M, Carlson BA. Current Biology, 33:3350–3359. 2023
Signal diversification is associated with corollary discharge evolution in weakly electric fish.
Fukutomi M, Carlson BA. Journal of Neuroscience 40:6345–6356. 2020
A history of corollary discharge: Contributions of mormyrid weakly electric fish.
Fukutomi M, Carlson BA. Frontiers in Integrative Neuroscience 14:42. 2020
モルミルス科弱電気魚から探る随伴発射の神経メカニズム
福富 又三郎 比較生理生化学 40:97–104. 2023

関連産業分野

工学, バイオミメティクス
学位博士(生命科学)
自己紹介

埼玉県出身。趣味はサイクリング、マラソン、ビール、スナップ写真、ボードゲームなど。研究内容に興味を持たれた方は、ぜひ一度ご連絡ください。

学歴・職歴2014年 北海道大学理学部生物科学科生物学専修 卒業
2016年 北海道大学大学院生命科学院 生命システム科学コース 修士課程修了
2017年 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2019年 北海道大学大学院生命科学院 生命システム科学コース 博士課程修了
2019年 セントルイス・ワシントン大学 博士研究員
2020年 上原記念生命科学財団 ポストドクトラルフェロー
2021年 日本学術振興会 海外特別研究員
2024年- 現職
居室理学部5号館 5-803号室
basic_photo_1

所属・担当

リンク